NBSフォーカス信州 伝え続ける-86歳の戦場カメラマン-
長野放送

長野県諏訪市に住む報道写真家の石川文洋さんは、ベトナム戦争時に「戦場カメラマン」として戦地に赴き、戦争の実態を伝える写真を発表していた。86歳の今、ウクライナやガザなど、世界が再び戦禍に見まわれていることを憂い、若い世代に自身の経験を伝えることに力を入れている。2024年3月には、沖縄の学生とベトナムを訪れ、今なお残る戦争の爪痕と戦後復興の現場を歩いた。戦場を知る石川さんの言葉とともに、それを受け止めた若者たちの想いを伝えた。 石川さんと若者たちの交流をとおして、戦争を繰り返さないためには、過去の戦争と向き合うことが大切と伝えていることが評価された。