国近さんの日記 ひきこもり40年、それから・・・
山口朝日放送
約40年間のひきこもり生活から抜けて社会復帰をはかる国近さんを7年にわたって追い、彼をサポートする人たちの活動を描くとともに、遅れている行政の問題を提起する。「社会の一員として、底辺でもいいから引っかかっていたい」という国近さんの言葉が胸を衝く。 淡々と進む演出は押し付け感がなく、視聴者の印象を当事者たちの言葉と人柄に委ねたことで、番組の主旨をより効果的に伝える良作。