ABS開局70周年特別番組 花子の、はなみち。
秋田放送
芸能生活65年の民謡歌手・小野花子は、活動拠点を秋田に置き秋田民謡の土臭さを表現し続けた。2018年に日本民謡協会は花子の長年の活動に対して民謡名人位の称号を贈り、2020年には秋田県文化功労者に選ばれた。77歳を超えて体への負担が大きくなってきたが、お客さんの拍手と笑顔が私を生かしてくれていると言いながら、花子は舞台に向かう。
器用にふるまえなくても夢をまっすぐ見つめ愚直に頑張ることが幸せなのかもしれないと気づかせてくれる。「歌っている以上完成はない」という言葉も印象深い。