RBCiラジオスペシャル 『ものが語る悲劇、対馬丸』
琉球放送

1944年8月、疎開船「対馬丸」が米軍潜水艦「ボーフィン」の魚雷攻撃を受けて沈没。多くの子どもが犠牲となった。生存者と遺族らは悲劇の伝え手として尽力してきたが、今や語り部はわずか4人に。番組では、記憶の継承という課題の糸口として、犠牲者や遺族が遺した3つの「もの」(日記、ランドセル、米軍潜水艦)を題材に取材を進めた。 年月が経過し、語り継ぐことが難しくなった戦争の記憶。ものを通じて何とか辿ろうという工夫からは、新しい報道の可能性に期待が高まる。